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長男とハートロッカー 

2010/03/20
Sat. 23:34

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1日に2回のエントリーは久々?初めて?
*今回はですます調でなくコラム風に言い切りタイプで書き込みます。
最近父親と全く行動を共にしなくなった中2の長男が、「お父さん、ハートロッカー見てみたい」と。2人で出掛けるのは久々とあって、来週ちょっと忙しくなるので土曜残業を決め込んでいたが急きょ変更。18時15分のを金沢で唯一、急きょ上映が決まったユナイテッドシネマへ行ってきた。ちょっと迷ったのが最近Wikipediaで過去の戦争の事や、北の事に興味があるみたいでよく見ているみたいなので、ちょっと刺激が強いのでは?と。前触れでは政治的なメッセージは無いとの事なので、現在の世界情勢を体感する事も悪かないかな?それにPG(ペアレンツ・ガイダンス)12なので、行くぞ!という事で。

緊張の連続なシーンばかりかと思いきや、淡々と爆弾処理班が、イラクで死と隣り合わせに見えない敵と戦っている様子を描いている。私は「ディアハンター」が2度と見たくない最高の戦争映画だと思っているが、これは似て非なるもので、インパクトはかなり強い映像なのに、チームで活動している3人の兵士の心理状態を実に平坦な展開で描いているのが返って引き込まれてしまう。アメリカ人の賞だとは言え、この辺がアカデミー6部門獲得したキャサリン・ビグローの腕前なのか。もうひとつ驚いたのは土曜6時過ぎという時間帯が良いのか悪いのか分からないが、1館のみの上映なのに客が非常に少なかった。これはアメリカ人の映画で、平和ボケしている日本人には商業的には難しいといわれてもしょうがないのかも知れない。
帰りは男2人ががっつり行く場所は麺達(麺屋 達) しかないだろう、という事で(食べるのに一生懸命で写真撮り忘れ)ここで息子と映画の感想や戦争の悲惨さなどを語り合う。「ニュースで実際の映像をよく見てるので、この映画はその延長として見られた」と、ちょっと成長したかなと、戦争映画を見た後にしては、久々に心地よい時間を過ごす事が出来て良かった。ちぢれ系麺が多い中、麺達のストレート麺は実に口に合う。何度食べてもまた食いたくなる。喉がからから、塩分たっぷり、分かっていても汁は啜ろう。

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今度は愛妻家...? 

2010/01/15
Fri. 23:48

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毎朝一時間の雪かきは辛いですね。弊社前の道路では4tトラックがハマってパトカー出動の大騒ぎでした。先日はうちのパートさんが、雪で見えない側溝にはまって全治5日の怪我を負ってお休み中、今日は今日で息子が学校の雪掻き当番中に、怪我をして頭部を三針縫う怪我(お陰様で出血以外は大丈夫でした)..私は私で昨晩から原因不明の腹痛(何とか治りましたがかなり激痛でした)。ん~~これは2010年幸先良くないという事で左儀長ですっぱり、きっぱり断ち切り、燃やしてきました。何よりも健康第一に再度祈念して来ました。

午前中、中途半端な時間帯で、人もまばら、山も全然低い状態ですが一応念じながら燃やしてきました。
どうも幸先良くない中、運の良い事もあり、初めて試写会なるものに当選しまして豊川悦司、薬師丸ひろ子主演の「今度は愛妻家」を夫婦で見て、というより見せられにいきました。劇場ホール内のみの応募だったのに、何でも100組限定の所600通の応募で6倍の倍率を乗り越えての当選だったそうです。思ったより良く出来た映画で、内容は妻の事を振り向かず、理解しようとしない夫がある事でその存在の大きさに気付く、これ以上少しでも書くとネタばれになってしまうので書きませんが内容はもっと深いです。半分笑って半分泣いてという映画ですが、薬師丸ひろ子世代の私は、彼女の眼の下のしわに心折れてしまうのですが(笑)、どんな映画に出ても同じ演技なのにほろっとしてしまうあの個性、存在感。流石です。一度レディースオーダーシャツ作ってみたい方ですね。自分の隣に居る人をもう一度想い直したくなる映画でした。(キザ~?)明日(16日、土)より公開ですので、40代以降の夫婦には最適な映画、というよりこの深い感覚は40代以降じゃないと分からない映画かも知れませんね。私は一生恐妻家ですが(苦)

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継承 

2009/12/01
Tue. 23:59

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さすが師走ですね、12月に入ったとたん、普段の倍くらい注文に関する問い合わせの電話が鳴りまして、かなりあたふたしましてブログ書く時間が無くこんな時間になってしまいました。いやいや有難い事です。刺繍のこととかやろうと思ったのですが、何の画像素材も作れませんでしたのでこんな話を。
ちょっと前の北國新聞の記事ですが、金沢和傘の継承者がいなく松田和傘店のご主人お一人になったとか。この和傘店、弊社のすぐ近くで(以前ブログにも書きましたが)歩いて2分程の所です。とても気さくなご主人ですが、高齢で自分では教えられないので他の和傘職人に金沢和傘の技法を残してもらうように伝授するという記事でした。和傘はニーズ自体が減少しているので、それで成り立てば継承者も途絶えないのでしょうが、そこが難しいところですね。オーダーシャツというのもある意味特殊なものなので、大手の半オートメーション化された所は存続されのかと思いますが、個人経営等の「シャツ屋」とよばれるものも職人継承が難しくなってきております。おかげさまでシャツというカテゴリーではニーズはまだ十分なのですが、長いスパンで見ればその店の、このシャツの顔はこれ、あの店ではこんな顔という個性が無くなり一極集中のような時代が来るかも知れません。これは和傘でも、シャツでももの作りに関しては全般的に当てはまるのではないでしょうか?もしかしたら逆に個人経営の技術者、職人にも定年を定めた方が継承できるのでは?と思ったりします。弊社では無理ですが(笑)

こちらはさほど遠くない未来の話。
休日に知人にチケットを貰いましたので「2012」を見てきました。いやぁ~アメリカ映画ですね。この手の映画は期待すると痛い目にあうので、さほど期待していなかったのですが、このVFXは凄いです。特撮だけで180億円かけたことはある。殆どCGなのに臨場感が凄く、映画のCGもここまで来たか!と思いたくなります。まぁ地震で揺れだすまでは眠くて仕方なかったのですが、揺れだしてからは怒涛のジェットコースタームービーです。宗教的な事や身分差別を呼ぶ資本主義的な事を皮肉ったりしていますが、何10億の人が犠牲になったことなんかエンディングには微塵も感じさせないハッピーエンドな感覚はまさにアメリカ映画。あまりに映像が凄過ぎて、もしかしたら本当にこんなことが起こるのだろうか?という感覚すら吹っ飛ばしてしまって終わった後には何の恐怖心も残りません(笑)これは映画館で見ないと。このVFXを見るだけで元は取れるでしょう。
ギリギリ日付変更前に投稿できました。ほっ。

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沈まぬ太陽 

2009/11/15
Sun. 22:00

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山崎豊子は好きで長編はほぼ読んでますが、この「沈まぬ太陽」は御巣鷹山編で途中断念していたのを、昨年再度読み直し終えた後で映画化になるのを知り昨日やっと見てきました。鶴丸が桜丸になって、日航が国民航空になっただけの超リアルな内容だけにかなりもめていますが、この2000ページ超の小説をどう映像化するのか興味津々でしたが上手く纏めたと思います。しかし日航機墜落のシーンがあまりにもインパクトが強すぎて3時間はそれを引きずります。主人公、恩地の会社に振り回された人生よりも、やはり航空機事故に重心が置かれているので、会社を再編する会長室編の後編がかすんでます。リアルな映像なのでフィクションかノンフィクションかの見る側の気持ちの葛藤があって..3時間22分は非常に疲れます。インターミッション付きなのがよく分かりますわ。同じテーマとしては「クライマーズ・ハイ」のほうが、視点が新聞社という事でかなり娯楽化されているので映画として楽しめました。これは私の感覚なので他の人はどうかと思いますが、ただこの映画は演者のパワーが半端でないので迫力は凄いです。原作読まなくても十分わかる内容になっているのでお薦めしますが、所詮3時間半で纏められる訳がなく、かなり人物設定は端折っていますので見てから原作読んでもOKです。現在、沈まぬ太陽以来の大作、「運命の人」を呼んでますが、流石に完璧なほどの取材をこなしてますね。

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