W Cuff
2009/10/13
Tue. 20:42

お手数ですが、ブログ・ランキングご協力下さいm(_ _)m
カフス型を紹介していませんでした。一応、シャツ辞書ブログを目指しています。

「Wカフス」 フレンチカフスという名前ですが、多分日本ではこの「Wカフス」と言うのが一般的。名前の通り2重になったカフスで、巾の長い一枚のカフスを折り返してカフ・リンクス(一般的にカフスボタンやカフスと呼ばれるもの)によって留められる。通常のボタンは付かず、カフリンクス専用のカフス。

広げるとこんな感じ。カフスサイズ通りに4個穴が開けられ、穴の位置に合わせて2つ折りにして仕上げます。先端の丸みや角型の形状は折り返すため手首の位置に来ます。この形状は小丸かスクエア(角)が一般的で、角落しや(角を大きくカットした型)丸みの大きい大丸等は、カフスの取り付け部分が外に見えてしまうので不向きです。芯地は普通の硬さの芯であれば、通常のシングルカフスの2倍(折り曲げるので)になるので厚めのカチッとした着心地の、フォーマルやビジネスタイプに最適な硬さとなります。昔はこのタイプが殆どでしたが、最近ではWカフスを着用する年齢層の幅が広くなりましたので(オシャレなカフリンクが多数登場しております)、芯地をソフトなものを使用してカジュアルに着こなすことも多くなっております。勿論ソフト芯でもビジネスでもOKですが、フォーマルには不向きでしょう。

↑画像はソフト芯を使用したWカフスです。2枚合わせて通常の硬さ+α位です。
写真のカフリンクスはゴム製のものですが、カフリンクスについてはこの金港堂ブログの10月11日の投稿に何点か商品が載っておりますので宜しかったらご参照下さい。

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