チェーンループで留める衿
2010/01/19
Tue. 23:23

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JALが会社更生法の申請をしましたね。私が初めて飛行機に乗ったのは4歳だったと思います。東京羽田行き。勿論JALで、まだプロペラ機のトライスターだったでしょうか。幼かったので殆ど機上で寝てしまって、富士山も見ず、当時機内食だったサンドウィッチ(JALのロゴが書いてある箱にハムとタマゴのものだったらしい)もあたらずそれは相当拗ねた想い出があります。(泣き叫んだらしい) 実際にこういう報道が流れるとやはりという気持ちの反面、正直驚きましたね。それほど子供の頃からの憧れみたいなものがあって信じられないし、信じたくない気持もあります。親方日の丸体質から脱却して、社員のアイデアがふんだんに発揮できるようなもっと民間よりの航空会社になって欲しいものです。しかし、会長職に就いた稲盛和夫氏といい、まさに山崎豊子の「沈まぬ太陽」をリアルタイムで見ているようだ。まさに山崎豊子がリサーチした通りのストーリーになって行ってるような気がしますね。(あまりにリアル過ぎて小説の延長を読んで(見て)いるような気がします。
こちらは翼は翼でも衿の翼。

一見普通のシャツ...裏をめくると

ループ留めになっています。ただこのループ、共生地ではなく、糸をカギ編み(チェーンループ)で編んだループです。ちょっと変ってるでしょう?衿の裏側の生地にも薄い芯を張り付けて、ループを取り付ける時に力になるようにその芯をすくって取り付けます。

2本どりした糸をカギ針でチェーン状に編んでいきます。編んでる所を写真撮り忘れたので後で撮ったイメージです。

編んだループです。ループに関する作業は全て手作業(ハンド仕立て)になるので手間がかかるため、あまり見かけませんがインポートのシャツなどにはあるようです。隠れた部分に手間を掛けるお洒落如何でしょうか? (ループダウン オプション料金 +1,575円)
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